海外宝くじ

海外宝くじとは

 宝くじの発行国別では、オーストラリア・ドイツ・カナダ・フランス・香港などが目立ちます。宝くじそのものは実在していますが、DMを送ってくるのは購入代行業者です。

いかにも大金が当たったり、車が当たったような紛らわしいDMが送られてきます。注意して読むと「当選」と思わせる表現で、海外の宝くじ購入代行機関に宝くじの申込みをさせるのがねらいです。

 販売会社が実際に宝くじの購入代行をしたのか、また当選の有無についての確認もできません。購入費を騙し取られる可能性もあります。
                  

【事例】
「海外宝くじ」に当たった。賞金500万円と日本語で書かれているが応募した覚えはない。本当に当たっているのか?


高級外車が当たったと海外からDMが届いた。以前外車のアンケートに回答したことがある、その関係で当たったのではないか。


未成年者の娘当てに海外宝くじのDMが届くが、個人情報がどのように流れているのか。送付を止めてほしい。


「海外宝くじに当選した。受け取るには応募が必要で決済はクレジットカードでするように」とDMに書かれている。DMの送付先と、宝くじ購入先・返送先が、それぞれ別々の国になっているが、信頼できるか。


夫が海外宝くじを購入し、クレジットで決済しているようだ。法律的に問題があればやめさせたい。


被害に遭った場合の問題

業者の連絡先は海外です。トラブルになった時には交渉が困難です。解決にも時間がかかります。

連絡先が記載されていても、実際に所在するかは不明です。

海外との法律の違いがあります。

クレジットカードで参加費を引き落とす申込みをすると、解約したくても業者との連絡がつかず引き落としだけが残るというケースもあります。(最近はクレジットカードで決済する方が、現金での申込みより目立っています)

国内で海外宝くじの販売や販売の取次ぎ、あるいは受け取ったりすることは、刑法で禁じられています。

 刑法187条
   ●富くじを発売した者は、2年以下の懲役又は150万円以下の罰金に処する。
   ●富くじ発売の取次ぎをした者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
   ●前2項に規定するもののほか、富くじを授受した者は、20万円以下の罰金又は科料に処する。


トラブルを防ぐには

申込んでもいないのに「当選」することはあり得ません。甘い誘いに乗らないようにしましょう。

国内で宝くじを販売できるのは、地方公共団体だけです。国内にいながら取引すると刑法に触れる恐れがあります。申込みはしないようにしましょう。